絵を描いていて思うこと①

今、個展に向けて絵を描いています。

だけど人様に見せるようなレベル感の絵となると全然描けなくて常に苦戦しています。

 

下書き絵の段階では、なんだか表現したい雰囲気、世界ができそうな気がするんです。でも、色を入れていって作り込んでいくと「あれ、なんだこれ。」「なんだこのひどい状態は」と、愕然としてしまう。下書き時点で頭の中でイメージした世界を、私の今の力では再現できないから、そんなつもりではなかった!という出来にしかならないんです。

そうなると、もうやめてしまいたい…と絶望です。お陰で(すでに現時点でも大焦りですが、)やる気も消え去って進捗が作れなくなります。

 

とはいえ、そんな楽しくない時間の中でも少しだけわかったことがあります。

最低な状態に対して、ようやく思い付いたアイデアをアウトプットすると、ふっと兆しが見えることがある。「いけるかも?」、「私できそうかも」、と希望がみつかって勇気が湧いてくる。ようやく絵を描くことって楽しいなあと思えるのです。平たくいうとつまり”諦めるには早い”。そりゃあそう、まだ全然描き込んでいないんだから…。

そして少し時間がたって、アイデアの第二の矢を放ったら次はうまくいかず、改めて絶望に苛まれ、苦悩しています。

 

なんだか良いことと悪いことを勝手に繰り返しているの、日常とまるで一緒だなあと思いました。自分が自分を生かしたり殺したりする。うまくいかないと辞めたくなるけど、歩みを止めず、トライし続けることが大切ですね。簡単なことではないのですが…。

 

最終的にうまくいくかはわからないけど、とりあえず今の私ができる範囲で頑張ってみます。あと、腹の肉がひどいので、筋トレもちょっと頑張ります。

 

こちらは晩酌の白ワイン。大好きなくじらです!

くじらと宇宙飛行士のラベルの白ワイン